皆さん、こんにちは ㈱愛孝 愛知支店の野田です。
今日は、エアコンの寿命についてお話します。
エアコンの“健康寿命”は〇年、平均寿命は〇年
2022年夏の電力不足が懸念されることから政府が発した「節電要請」。対応に賛否もある中、注目が集まる「節電」について、くらしの中で気になるトピックを紹介していきます。
今回のテーマは「エアコンの健康寿命と平均寿命」です。「エアコンの健康寿命って何だ」といわれそうですが、電気用品安全法に基づく「設計上の標準使用期間」を健康寿命と呼ぶケースが多いようです。
設計上の標準使用期間は、一般的な使い方で安全に支障なく使える期間を示したもの。2009年4月以降に製造されたエアコン、扇風機、洗濯機、換気扇などには表示義務があります。
エアコンの設計上の標準使用期間は10年。とはいえ、まだ動くエアコンを交換する人は少ないようです。ダイキン工業によると買い替えまでの平均使用年数は13年でした。
つまり健康寿命は10年、平均寿命は13年。買い替えタイミングの参考にできそうです。最新型は自動フィルター掃除機能などを搭載した機種も増え、節電にも有利です。
なおダイキン工業が4月に実施した1000人規模のユーザーアンケートでは、10年以上前のエアコンを使っている家庭が3割に上りました。「不具合発生のリスクを下げるため、製造年を把握した上で毎年試運転を実施し、余計な負荷をかけない使い方を心掛けることが大切」としています。